優しさを念頭に。

人に優しくありなさい。

 

幼少期からこのようなしつけを受ける家庭は多いだろう。

そのため、意味づけをしていないスタンダードな状態で「やさしくあること」が

当たり前のようになっている人もいる。

だけど、人は生きていく中で恥や悔しさ、恐怖や脅しをうけ

様々な感情を揺さぶられながらそれぞれの解釈を変えて過ごしている。

結果、時を経てやさしさの定義を変えながら、形を変えながら、それぞれの形式をもった優しさがこの世に溢れることになる。

 

人というのはとても面白い。

ひとそれぞれに異なる思考を持ち、言葉を用いてコミュニケーションする。

分かり合うこともできるし、すれ違うケースもあるだろう。それぞれの定義が摩擦を生む。

やさしさという言葉も同様だ。

好意を持って行うアクションも、相手の受け取り方次第で反対の意味を成す。

自分がどう、というよりは相手がどう思うか。全てはここに帰着する。

 

自分視点よりも、相手視点。

いかに、どれだけ貢献できるかどうか。

住みよい街づくり、空気つくりにも必要になってくるね。