仕事とは、時間の奪い合いである。

誰もが平等に持っているといわれる時間。

 

時間を切り盛りし社会に貢献することが、仕事。

1日の大半を使う仕事とは、まさに時間を奪い合いである。

 

担当や責任という名の下、

タスクを与えられ、達成することがモチベーションにもなる。

それがやりやすいという人もいれば、決められた枠組みの中でしか行動できないことに

フラストレーションを感じる人もいる。

 

誰かがやらなければならないことを

タスクという名義で押し付け、意味を持たせている点は

伝え方、という点で秀逸である、

タスクを押し付けた側の時間を同時に捻出しているからだ。

 

ただ、全ての人の願望には

変えがたいやりたいこと、というものが明確に存在し、

日々タスクの消化の中で忘却したり、自分の中で折り合いをつけたりしている。

 

24時間における1日の割合が仕事ということになると、

残された時間はあとわずかしかない。

ここに意識を傾けることができているか。

また、現状に疑問をもち解決しようという意識があるかどうか。

 

時間とは、平等であるが故にとても軽く捉えられ

ないがしろにされる項目である。

仕事における時間の濃度を濃くする、または削減することで

自分の時間、と思えるものを創造していきたい。